新しくしたのに狭くなる!? トイレリノベの注意点【なんでも大家日記@世田谷】
苦肉の策として、昭和サイズの狭いトイレの間取りは変更せず、本体(と内装)のみを工事することで問題を解決できないかと考えたのです。
しかし、これが簡単ではありませんでした。
まず、いつもお世話になっている工事業者さんに現場を見てもらったのですが、反応はかんばしくありません。
「もともと入っているトイレが小さいから難しいかもしれないですね」
のっけから予想外の返事でした。
「トイレ本体を新しく交換すれば、省スペースになって広くなる」という(根拠のない)思い込みがあっただけにショックでした。
試しに、いつもうちのマンションのリノベーションで導入しているタンク式のトイレを、今回のトイレに設置したと仮定すると……、
便座から壁までの距離は、なんと「たったの18センチ」。
現在の使いにくいトイレと比べても8センチも狭くなってしまいます。
これでは使えません。
業者さんのお話では「フラッシュバルブ式」のトイレはタンクが付属しない分、もともと省スペースなんだそうです。
だから、トイレを新しくしたとしても、簡単に省スペース化を実現できるとは限らないのでした。
早くも暗雲が立ち込めてきました。