新しくしたのに狭くなる!? トイレリノベの注意点【なんでも大家日記@世田谷】
部屋自体がきれいになると、古い便器は余計にみすぼらしく見えてしまい、清潔感のない印象を与えてしまいます。
そんなわけで、部屋をリノベーションするタイミングでトイレ本体を新しく交換することを決意しました。
■ ポイントは既存のトイレの「狭さ」
今でこそ近所で一、二を争う築古物件と化したわがマンションですが、50年前に建てられた当時は、近所でも話題のモダンなマンションだったそうです。
でも、当時はトイレやお風呂などをゆったり確保するという考えのない時代。
水回りはコンパクトにまとめられ、必要最低限の広さしかありません。
特に、トイレはけっこうな狭さです。
トイレの「狭い/広い」を左右するのは、便座の先から壁までの距離。
これが広ければ広いほど、足回りがゆったりとして使いやすくなるのですが、うちのマンションのトイレを測ってみると……、
便座から壁まで、およそ28センチしかありません。
現在の常識では40センチは必要と言われていますから、かなりの狭さです。
今よりも体格的に小柄な人が多かった昭和サイズだとしても最小といえるでしょう。
ただでさえ狭い部屋に中途半端なリフォームが加えられ、さらに狭くなってしまった部屋が今回ご紹介するケースです。