現地、鍵取り、立ち合い。内見では「鍵の開け方」が3タイプある?
鍵の開け方に関しては業界用語で「現地」「鍵取り」「立ち合い」と概ね3タイプに分かれています。
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■ 業者にとってありがたいのが「現地」
何らかの方法で鍵を物件周辺に設置するのが「現地」です。
物件に直行できるため、仲介会社の営業にとって最もありがたいのがこの方式です。
メーターボックスやメールボックス内にキーボックスを設置する場合と、玄関ドアのドア枠に金具を設置して外部にダイヤル南京錠を設置する場合があります。
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内見申し込み時にキーボックスの場所やダイヤルの番号を教えてもらうのですが、その際は不動産業者であることを証明するため、自分の名刺を相手業者にFAXすることになっています(FAXが到着したら番号を連絡してもらえます)。■ 意外と面倒だった「鍵取り」
借主側・貸主側どちらの仲介会社にとっても手間が省けて良いのが「現地」ですが、玄関ドアの形状やオートロック等の事情により現地に鍵を設置できない場合もあります。
その際は店舗まで鍵を取りに来てもらわくてはならず、こういったやり方を「鍵取り」と呼びます。