FUNな住まいを実現!「大らかキッチン」のある家【住まいの設計】
今回ご紹介するのは、日刊Sumaiでも取材させていただいた静岡県裾野市に自社工場&店舗を構えるソファブランド「マニュアルグラフ」のオーナー鈴木さん邸。
家族と友人と、生活の一瞬一瞬をとことん楽しむ住まいは、ブランドコンセプトの「FUN! SOFA!」ならぬ、「FUN! HOUSE!」を実現しています。
■ 「暮らしを楽しむ」に妥協は無し!
鈴木さん一家は、夫妻と3人の子どもの5人家族。
夫の実家の隣にあった、祖母が住んでいた築50年ほどの家を建て替えることになったことがこのFUN HOUSE誕生のはじまり。
ものづくりのプロであるご主人は、「同世代の建築家と一緒に家づくりをしたい」と、インターネットでインテリアなどのテイストが合う建築家を探したそう。
そして設計の依頼を受けたのは、「こぢこぢ一級建築士事務所」の小嶋良一さん。「FUN! SOFA!(ソファを通じて暮らしの楽しみを届ける)」というマニュアルグラフのブランドコンセプトを家づくりでも実現したいと、「FUN! HOUSE!」をテーマとする住まいをリクエストされました。
要望を受けてまず小嶋さんが提案したのは、1階南側にウッドデッキとつながるLDKを配し、リビングとその吹き抜けを中心に各室がつながる大らかなプラン。