そこで、今回は目安として「一人あたり60cm程度」としておきます。これは市場に出回っている製品でも多く見られる数字で、実際に座った時に少なくとも窮屈さは感じにくい寸法と言えます。
■ 寸法表記の落とし穴!「横幅=座面の寸法」ではない
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さて、ここに「横幅180cm」と表記されたソファがあるとします。これは、何人掛けなのでしょう?
先ほどの「一人あたり60cm程度」という数字から計算すると、「ちょうど3人掛けかな?」というところでしょうか。
実は、このソファだと3人座るのは少し窮屈です。というのも、ソファの横幅というのは通常は「肘」を含んだ寸法だからです。
仮に肘の幅が12cmあったとすると、座面の横幅は以下の通りです。「180-12×2(両側の肘)=156cm」
このサイズは、一般的に「2.5人掛け」と呼ばれることが多いサイズです。大人2人と、その間にお子様が1人座ってぴったりのサイズという感覚です。
■ 3人掛けソファに実際座るのは2人?
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さて、お部屋の広さも問題なく、めでたく大きなソファを購入することに決まりそうです。