二世帯が同居すると大幅節税に?下がる仕組み&確認ポイント
詳しくは国税庁のホームページを参照してください。
もし、二世帯が一緒に暮らしていたら、自宅にこの優遇税制が適用になります。
つまり、自宅の土地の相続税評価額が最大8割安くなるのです。
ただし、二世帯で居住している場合と、玄関を別にしている完全な二世帯住宅に住んでいる場合ですと、判断が異なりますので注意が必要です。
「小規模宅地の特例」は建物には適用にならず、自ら申告をしなくてはならないので注意が必要です。■ 2. 二世帯住宅の場合に受けられる税制優遇措置
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次に二世帯住宅の場合に受けられる優遇措置をご紹介します。
この優遇税制を受けられるのは「壁やドアで構造上二世帯に仕切られていて、台所やバス、トイレなどが2つずつあって、利用上も独立している」二世帯住宅です。
登記の方法には「共有」「区分登記」などがありますが、登記の形態に関係ありません。
2-1 不動産取得税
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住宅の不動産取得税率は固定資産税評価額の3%ですが、要件を満たした新築住宅は建物価格から1,200万円(長期優良住宅は1,300万円)