くらし情報『二世帯が同居すると大幅節税に?下がる仕組み&確認ポイント』

2019年7月3日 21:30

二世帯が同居すると大幅節税に?下がる仕組み&確認ポイント

控除後、税率を乗じます。

二世帯住宅を購入して構造上独立していると認められたならば2戸分の控除を受けられることができます。

各戸の固定資産税評価額が3,000万円とすると
3,000万円-1,200万円×2件分×3%=18万円/年となりますが、

一世帯だと
3,000万円-1,200万円×1件分×3%=54万円/年
つまり36万円もの差があるのです。

面積の要件があり、登記上の床面積が50平方メートル以上、240平方メートル以下であることが必要です。
2-2 固定資産税
節税


土地の固定資産税に関しては、毎年1月1日に一定の要件を満たす住宅用地については、200平米までの部分を6分の1に評価額を減じて税率を乗じ、新築住宅については120平米まで、当初3年間固定資産税が半分になる特例があります。

不動産所得税同様、これらの制度も二世帯住宅と認められると2戸分が適用になります。


■ 3. まとめ
二世帯住宅

写真AC

二世帯が同居することで、小規模宅地の特例や固定資産税、不動産取得税などにおいて、減税の適用を受けられます。
しかし、これらの優遇税制を受けるためには、土地や床面積の平米数の規定などの要件がありますので、確認すべきです。

不安な人は税理士などの専門家に相談しましょう。

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