親子リレーローンの仕組みと注意点、どんなケースで利用すべき?
という制度がありますが、親子リレーローンとは別の商品です。
こちらは親子が同時にローンを返済していくタイプです。2人の収入の合計を原資にでき、融資可能額を引き上げることができます。
■ 2.親子リレーローンのメリットとデメリット
次に親子リレーローンのメリットとデメリットを紹介します。自分のケースに合っているかどうかチェックをしてください。
Komaer / PIXTA(ピクスタ)
2-1親子リレーローンのメリット
親子の年収を合算した金額を借入れ時の資力として計算されます。
すべてのケースにおいて、収入を全額合算されるとは限りませんが、親子どちらかの収入では、融資希望金額の全額融資が不可能であっても、親子リレーローンでは全額融資が受けられる可能性が出てきます。つまり、単独では住宅ローンの審査に通らなかった案件が、ペアローンにすれば融資を受けられる可能性が高いということです。
また、借入期間を長くできるのもメリットです。住宅ローンは80歳で返済を終えることが条件になっていることが多いので、住宅ローンの借入者が高齢の場合は長期のローンを組むことが不可能となります。
親子リレーローンを利用することで、この問題が解決できます。