ワトコオイル、オスモカラー、ブライワックスの違いをプロに聞く
■ ワトコオイルはサラサラなので初心者でも簡単に塗れる
まずはワトコオイル(WATCO OIL)の「ナチュラル」から。
ワトコオイルは、スポイトで移せるくらいのサラサラとした質感が特徴です。
塗装にはハケを使います。
容器のフチで余分な塗料を落としてから塗りましょう。
スーッと伸びていき、とても塗りやすいです。
光を当ててみて少し塗料が多い箇所があれば、布で余分な塗料をふき取るとよいそうです。
スタッフの佐古さんが「ワトコオイルは木枠や建具の細かい部分を塗るのに便利です」とおっしゃっていましたが、今回試した3種のなかでは、いちばん塗りやすいと感じました。
ただし、3種の塗料のなかでは乾くまでの時間が長く、完全乾燥までに24時間以上が必要です。塗装後の使用は翌日以降がいいでしょう。
ワトコオイルは小さめの缶もあるので気軽に入手できるのもポイントです。
■ ワトコオイルは異なる色を混ぜて自分だけの色が作れる
ここで少し脱線して、ワトコオイルの特徴である「調色」についてもご紹介しましょう。toolboxのショールームでは色ごとに瓶に入れられて並べられており、さまざまな組み合わせを実際に試すことができます。