ワトコオイル、オスモカラー、ブライワックスの違いをプロに聞く
ワトコオイルとくらべると、筆にやや抵抗を感じ、若干塗りにくい印象です。
塗料の粘度が高いこともあり、細かい木目の中に塗料が入っていきにくいこともあります。ときどきハケを立ててあげたりすると、塗り残しができにくいかなと思いました。
色合いとしてはワトコオイルと大きなちがいはなさそうですが、「オスモフロアクリアーは防汚と撥水の性能に長けているので床におすすめです」とは佐古さんの言葉。塗装サンプルで面白い実験をして見せてくれました。
塗装後に水をたらしてみました。しっかりと水をはじいているのがわかります。
2分ほど待ってふき取りましたが、跡は残りませんでした。
一方、ワトコオイルを塗ったサンプルで、同じように水をたらして2分待ってふき取ると…
水を垂らした箇所がほんの少し跡になっているのがわかりますか?ダイニングの床のような場所なら、オスモフロアを選ぶほうがいいかもしれせん。
また、オスモカラーは自然塗料としての安全性にも定評があります。佐古さんによれば「自然由来の成分からできた塗料は他にもありますが、オスモカラーは安全性をしっかり検証しているので安心です」。子ども用の家具や木のおもちゃなんかを塗るのにも良さそうですね。