ワトコオイル、オスモカラー、ブライワックスの違いをプロに聞く
このコーナーが「ミキシングバー」と名付けられているゆえんです。今回は、スタッフの佐古さんおすすめの「通称:ラワン色」を作ってもらいました。混ぜるのは、赤みが強い「チェリー」とスタンダードな茶色の「ミディアムウォルナット」。
これらを1:1で混ぜて、赤みがかった茶色を調色します。
塗装した木材サンプルがこちら。
左が「チェリー」、真ん中が調色した「ラワン色」、右が「ミディアムウォルナット」です。赤みがかったブラウンはちょうど両者の中間の色。
最近、あまり出回ることのない昔のラワン材の色をイメージしているそうです。こんなふうに自分だけの色を調色できるのはワトコオイルならではの特徴なのです。
■ オスモカラーは防汚・撥水性や安全性が魅力
さて、比較に戻って次はオスモカラー(OSMO COLOR)の「フロアクリアー 3分つや」を試します。
本来は缶に入っていますが、今回はサンプルパウチから容器に入れます。
ごらんのとおり、先ほどのワトコオイルとくらべると、白濁してドロリとしています。
ハケの毛先にちょこんと塗料をつけます。つけすぎに注意。
粘度が高いぶん、塗装の際にはムラができないように気をつける必要があります。