くらし情報『自宅マンションの一部を賃貸向けにリノベした。工事や費用のポイント』

自宅マンションの一部を賃貸向けにリノベした。工事や費用のポイント

大家族が減り、家族構成もコンパクトになりつつある現在、広すぎる家を持て余す方は多いのではないのでしょうか。

マンション内にある祖父の自宅の一部を区切って賃貸にリノベーションした際の体験談を、日刊Sumaiライター・アサクラさんが語ります。

■ 実家の一部を賃貸にリノベするというアイデア

僕が管理している世田谷のマンションの一部には祖父の自宅がありました。図にしてみると、こんな構造です。

改修前のマンションの構造


うちのマンションは一室あたり約30平米の広さですが、一階に2部屋と二階に2部屋、計4部屋分=120平米のスペースに自宅を設けてありました。

外階段とは別に宅内に階段もあり、「マンションの中に戸建てがある」とでも言うような不思議な構造です。相続の手続きが完了しマンションを引き継ぐにあたって、僕の両親がこの部屋に住むことになりました。

しかし、年老いた夫婦に120平米はあまりにも広く、持て余すことは目に見えています。
そこで「この家の一部を区切って賃貸にしよう」と考えたのです。

自宅の一室を賃貸に改修する構造図


二階の半分=1部屋分を賃貸に充てることにしました。

■ 電気・ガス・水道のメーターを新設する費用は意外に高い

工事前の二階の図面をごらんください。

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