住宅ローンの基本。3つの金利のタイプと2つの返済法について学ぶ
■ 住宅ローンの金利プラン、3種類について知る
1. 全期間固定金利型
住宅ロ-ンを組んだときの金利がロ-ンを完済するまでずっと続くタイプ。「フラット35」が代表例。返済額が経済の動きや金利情勢に左右されないのが魅力ですが、金利が高めに設定されているデメリットもあります。
2. 変動金利型
市場金利の動向に合わせて返済の途中で金利が変わるタイプ。金利は半年に一度、4月と10月に見直されるのが一般的ですが、返済額は5年間変わらない。しかしその後、金利が上がり、支払い額が増える可能性も。
3. 固定金利期間選択型
一定期間は金利が固定され、その後、金利が変動するタイプ。固定期間は1年、3年、5年、10年、20年など様々。固定金利期間が終了したのち、再び固定金利にするか、変動金利にするかを再度選べます。
■ 2つの返済方法について学ぶ
元利均等返済
元金と利息を合わせた「毎月の支払額」が一定になる返済方法。すべての住宅ロ-ンで取り扱っているため、利用する人が多いです。返済計画が立てやすいのがメリット。しかし、利息分の支払いが多くなかなか元金が減らないのがデメリット。
元金均等返済
元金部分を返済期間で均等に割り、元金残高に応じた利息を上乗せして返済する方法。