くらし情報『家事時間の減少が原因で体重増加?30年前と今の「生活の違い」』

2015年9月9日 19:00

家事時間の減少が原因で体重増加?30年前と今の「生活の違い」

しかし、この報告に対し、スコットランドのフェミニスト組織のアリス・マムフォードさんは反論します。

アリスさんは「研究者たちは現代の健康的な生き方から目をそらしています。その代わりに、彼らは1950年代からのステレオタイプに頼っています」などと述べています。

■イギリスで肥満は深刻な社会問題

現在イギリスは、西ヨーロッパの中で最大の肥満問題を抱えています。大人の4人に1人が肥満で、肥満率は過去30年で3倍になったといいます。

体重の変化を見てみると、1980年代、身長160cmのイギリス人女性の平均体重は63.5kgでした。しかし2008年には、70.6kgに増えています。

■肥満を防ぐために運動を増やそう

30年前の食生活より、いまは摂取カロリーが20%少なくなっているそうです。
それは私たちがジャムや甘いおやつより、フルーツや野菜、ヘルシーなものを選んで食べているからだといいます。

それでも体重が増えているのは、消費カロリーが減ったことが原因かもしれません。仕事ではデスクワークが増え、家では座ってテレビを見る時間が増えました。

一方、運動をする時間は少なくなっています。

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