実は大河ドラマより長い?朝ドラ観賞が楽しくなる5つのトリビア
開始以来54年の歴史を持つ「NHK連続テレビ小説」は、9月28日にスタートした「あさが来た」(ヒロイン・波瑠)で93作目を数えます。
近年「ゲゲゲの女房」(2010年、ヒロイン・松下奈緒)、「あまちゃん」(2013年、ヒロイン・能年玲奈)など、ますます注目が高まっている“朝ドラ”をもっと楽しむために、知っているようで知らない朝ドラの数字にまつわるトリビアを5つご紹介します。
■1:総放送時間は大河ドラマより長い!
放送期間は朝ドラが半年間、大河ドラマが1年間。ならば当然、大河ドラマの方が放送時間が長いはず……と思いがちですが、トータルの放送時間をよく見ると、春スタートの朝ドラは1日15分×週6話×26週=2,340分(=39時間)。
一方、標準的なスケジュールの大河ドラマは1回45分×50週=2,250分(=37.5時間)と、朝ドラの方が1時間半も長いのです(秋スタートの朝ドラは、年末年始の1週間放送がないので、標準的なスケジュールの大河ドラマと同じ37.5時間になります)。
1週間あたりの放送時間も、大河ドラマが45分なのに対し、朝ドラは2倍の90分。毎週90分のドラマを半年分撮影し続けなければいけないのですから、朝ドラ出演者の過酷さがよくわかりますね。