医師は6000万円!江戸時代「収入が高かった職業」トップ10
■9位:売れっ子遊女
500両(か、それ以上も可能)。小規模な藩での家老クラスの年収に相当します。ただし、ほとんどを衣装代などに費やしてしまうので、ほぼ赤字だったようです。
■8位:人気歌舞伎役者
年収500両~1,000両を超える人も。
■7位:奥女中
大奥の最高クラスの女中が「上臈御年寄」で、各方面に顔が効く彼女たちには賄賂が渡されることも。これを含めて1,200両以上稼ぐことも可能だったそうです。
■6位:芸者屋など風俗産業経営者
幕末ごろの江戸吉原にあった「大黒屋」の帳簿が奇跡的に保存されており、それによると3,500両。
その何倍以上もの収入があったと思われるのが、吉原の遊女たちをたばねている遊女屋の収入だといいます。
しかしそれについては、帳簿などが一切残されていないので不明です。
■5位:関白(現代の総理大臣に相当)
数千石~1万石程度。朝廷の公家たちのトップに立つ、関白としての仕事に支給される給料のほかに、御血筋のよさでボーナスももらえました。たとえば関白の娘が大名家に嫁いだら、その大名家から娘一人につき1,000石ほどの献金が毎年もらえたようです。
■4位:上流武士(各藩の重役など)