エリートが実践!本の内容が頭に入る「7回読み勉強法」とは?
と悩むものですが、そこでうろたえることなく、初志貫徹。自分の勉強法を信じて、「続ける」ことがなによりも大切なのだといいます。
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こうした考え方に説得力があるのは、いわゆる「机上の空論」ではないから。読んでみるとわかりますが、著者は考えられないほどの状況を乗り越えてきています。
だからこそ、理屈を超えて訴えかけてくるのです。
エリートであろうがなかろうが、人に大切なのは「乗り越える」こと。そんな本質的な部分を、本書は実感させてくれます。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※山口真由(2015)『いいエリート、わるいエリート』新潮社