人が一度に記憶できる数「4」を考慮するとプレゼンはうまくいく
プレゼンターにとっても、精神的負担は大きくなることでしょう。
しかし、それらを次のように3つのカテゴリーにまとめるとどうでしょうか?
1. 製品とサービスの販売(a, b, j, k)
2. マーケティング計画の促進(c, d, I, l)
3. 経営の形式(e, f, g, h)
これらの大きなカテゴリーは、それぞれ4つの項目を含んでいます。さらに各項目は、3~4個のポイントに細分化することができます。
こうしてスッキリさせれば、聴衆をひるませることなくプレゼンテーションを進め、消化しやすくまとめた内容をすべて提供できるというわけです。
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この項目がそうであるように、紹介されているアプローチはどれも実践的。しかも著者の実体験によって導き出されたものなので、強い説得力があります。そういう意味で、プレゼンテーション能力を高めたい人には必読の内容だといえるでしょう。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※スーザン・ワインチェンク(2015)『心理学的に正しいプレゼン』イースト・プレス