30代の突然死が急増中!自分の死後のお金トラブルを避ける方法
生涯独身の方の場合は、父母か兄弟姉妹に財産が分割されることになります。
ですが借金があると、その分も法定相続人が相続する必要性が生まれます。借金をしていることを隠したまま死んでしまうと、法定相続人は普通に相続して、借金も引き継いでしまうことになるのです。
ただし借金があることがわかっていれば、相続放棄という制度を利用し借金を相続せずに済むことができます。相続放棄とは、法定相続人が相続の開始があったことを知ったときから3か月以内に家庭裁判所で相続の放棄ができるというもの。
そのため法定相続人が借金の相続をしないよう、借金がある場合は書類整理をおしておくことが大事。返済計画書や督促状、カード明細書などをファイルで保存しておきましょう。
■2:カードローンはすべて書面に残しておく
借金のなかでも、カードローンの借金がある場合は要注意です。
複数の貸金業者から借金をしている人は、どこからお金を借りたかわからない状況になっていることも……。
ですが、身内に迷惑をかけるのは避けたいもの。大変な作業かもしれませんが、自分がどこから、いくら借りているのかがわかる書類を作成してください。カードの明細書は必ず残しておきましょう。