「財布のなかに500円もある!」本当のお金持ちになれる考え方
とはいえ、お金の捉え方には注意が必要だと著者は主張しています。
なぜなら年収が1,000万円の人は、300万円や400万円の人のなかにいた場合、「お金持ちだね」とうらやましがられるかもしれませんが、年収1億円のグループに入ったとたん、今度は「貧乏」となってしまうものだから。
つまり、誰かと比較した結果としての「多い・少ない」でお金をとらえているうちは、いつまでたってもお金に苦しめられる人生から抜け出すことはできないというわけです。
■一瞬でお金持ちになれる簡単な方法
けれど、そうなのだとすれば、どうしたらいいのでしょうか?
この問いに対する著者の答えは、いたってシンプル。「お金がない」ではなく、「お金がある!」といい切ってしまえばいいというのです。
これは決して気休めなどではないのだと著者は強調しています。そして、だからこそ財布のなかに500円が入っていたとき、どう感じるかによって人は大きく変わるというのです。もしも「500円しかない」と思ったら、それは貧乏な人の発想。
一方、「500円もある」ととらえることができる人こそが、本当のお金持ちだということ。
だから、お金が「ない」