60歳すぎて老後破産しないために知っておくべき「お金の常識」
【平成25年10月1日~】 平成24年12月31日時点の退職手当より、平均で約280万円引き下げられます。
【平成26年7月1日~】平成24年12月31日時点の退職手当より、平均で約400万円引き下げられます。
これは、民間の退職手当がここ10年間で400万円以上下がったための緊急措置なのです。
いまは、公務員であっても退職金も減らされる時代となっているということ。この傾向は、今後も続くものと思われます。
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最後のふたつは会社員のかたには無縁の話かもしれません。しかし、最初の3つを知っていたかたはそれほど多くないはず。
城山さんは「これらの値上がりや給付額の減少が老後破産へとつながっていく」とおっしゃいます。
常日頃からこのような情報を集めて、老後への備えをしっかりしておきましょう。
(文/水野渚紗)
【取材協力】
※ヨースケ城山・・・節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、AFP、住宅ローンアドバイザー、年金アドバイザー。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。