28ヶ国で1000人の髪を切った美容師が語る「旅の楽しみ方」
思い立ったらすぐ行動!の熱い気持ちがクローズアップされがちですが、入念な準備も欠かせない要素です。
■2:ひたすら歩く!
記念すべき1か国目、「韓国ではとにかく歩いた」という桑原さん。
桑原さんの旅のスタイルは「移動はなるべく自分の足で歩く」。そうすることで、訪ねた場所の「点」としての思い出だけでなく、どんな人がいたのか、どんな街だったのかを記憶できるといいます。
また、街の熱気をじかに感じることができ、地元の人々が集まるお店にも入れます。
通り一遍の観光では味わえない体験としての旅がそこにあります。
■3:相手を喜ばせる
美容師である桑原さんの旅の目的は「出会った人の髪をカットさせてもらうこと」。
4か国目に訪れたタイ・プーケットでは、人々から当初「これ買わない?」「タクシー乗らない?」「マッサージしない?」と声をかけられたという桑原さん。
それが、1人目の髪をカットした直後、「サンキュー!マイフレンド!」に変わったのです。
桑原さんは、相手を喜ばせることができたからこそ「ひとりの観光客から友だちにレベルアップできた」といいます。
専門技術がなくても、相手を喜ばせたいという気持ちは万国共通。