これで全て解決できる!会議資料に使う「グラフ」の正しい選び方
たとえば、次のようなメッセージの場合。
「女性従業員の人数は男性の4倍以上です」
「従業員のおよそ2割が男性です」
伝えたいメッセージが変われば、それにあわせて使うグラフも変わります。
前者は人数の大小を伝えたいので、大小を表現できる棒グラフを選択。後者は「2割」を伝えたいので、シェアを表現できる円グラフを選択しましょう。
■伝えたいことでグラフを選ぶ
「何グラフを使えばよいかわからない」というのは、たいていが「なにを伝えたいのかが決まっていない」ケースです。
特に伝えたいことがないときはどうすればいいか?
簡単です。グラフにする必要などないのです。もっといえば、そのデータ自体、見せる必要などありません。なぜなら、そのデータにはメッセージがないのですから。
みなさんは、そのデータでなにを伝えたいのでしょうか?
どうか、データをグラフ化する前に少しだけ自問自答してみてください。そうすれば見違えるほど、資料は見やすく、わかりやすいものになりますよ。
(文/深沢真太郎)
【参考】
※ビジネス数学の専門家深沢真太郎〜数字が苦手な人の救世主〜-YouTube
※ビジネス数学ブログ
※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社
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