モテ声の人は老け声の人より1.3倍も「高給取りが多い」と判明
などの要素・経験を持つ人を「モテ声(ちゃんとした声)」、対して自分の声に自信がなく、「他人に声が暗いといわれたことがある」「声にハリがなくなったと感じる」などの要素・経験を持つ人を「老け声」と名づけ、それぞれのタイプにどのような傾向があるかを探ったものだとか。
質問のなかで、「現在、役職がついている、または管理職に就いている」と回答した人の割合は、「モテ声」の人が「老け声」の人を約1.3倍上回るという結果になったのだといいます。
また、「自分の声が仕事で有利に働いたと感じたことがある」割合も、41.2%もの差をつけて「モテ声」の人が上回る結果に。
つまり、いい声をした人のほうが上の役職につきやすく、また仕事もうまくいくということが、データから明らかになったというわけです。
役職が上がれば給料も上がりやすくなるので、「声のよさと年収は比例する」傾向があるということになる。著者はそう主張するのです。
■とくに魅力的な声を持っているのは誰か
実際のところ、著者がビジネスの現場で見ていても、一流のビジネスパーソンは声に気を使っているのだといいます。
ビジネスパーソンに特化したボイストレーナーとして3万人以上と接してきた経験のなかにおいても、間違いなく、できるビジネスパーソンはいい声の人が多かったといえるというのです。