モテ声の人は老け声の人より1.3倍も「高給取りが多い」と判明
なかでも、特に魅力的な声を持っているのは、若くして大きな成功を収めたベンチャー企業の社長。
それはおそらく、彼らが活動的でエネルギッシュであり、また体力もあるので、そのパワーが声になって表れているからだといいます。
もちろん、声がいまひとつだったとしても、大企業のトップに上り詰めたり、ベンチャー企業を成功させたりした人はいます。
ただしそういう方でも、ビジネスエリートになったことで「人に見られている」という自覚が芽生え、その結果、改めてボイストレーニングをして声を改善するというケースがよくあるのだそうです。
だから、そういう人たちも結果的には声がよくなる。そのため、ビジネスでトップに立つ人は、必然的にいい声の人が多くなるというわけです。
■いい声は「ビジネスチャンス」にもなる
そこで著者は、「ビジネスで多少なりとも上を目指すのなら、いい声を手に入れることが必修科目」だと断言するのです。
ところが、ビジネススキルとしての声に注目し、完全するためのトレーニングを受けようという人は、まだあまり多くないというのが現状。
そのような考え方が浸透しているとはいえない以上、仕方のないことかもしれません。