超シンプル!ポイントカードを「1枚も持たない人」が幸せな理由
が必要だから、その買い物をするはずです。
つまり「ポイントが貯まってうれしい」ではなく、「いま欲しいものが手に入ってうれしい」が正しい買い物の感覚ではないでしょうか。
ところが私の周囲にも、ポイントカードをたくさん持ち、ポイントを一生懸命ため、ちょっとトクな経験をすることに快感をえている人がたくさんいます。
でも、その経験をするために購入したたくさんのものは、本当に必要だったのでしょうか?
つくったものの、ポイントがたまることなく有効期限を過ぎたポイントカードは、なにをもたらしてくれたでしょうか?
もしかしたら、本当にトクをしたのはお店側だけかもしれません。
■お金を貯め込むことが幸せではない
もちろんこの話に関しては、数字を使って細かく分析し、「ポイント還元は実質何%オフのメリットなのか」といった数学的な議論も可能です。しかし、そんな細かい数字の議論よりも、まず持っておくべき感覚があると思います。買い物とは、「いま必要なもの」を手に入れるためにするものであって、ポイントや「貯めている気分」を満たすためにするものではないということです。
これは、貯金に対する考え方にも通じる話です。