ほったらかしで年率10%!確定拠出年金の「適切な運用方法」
「運用の責任は自分で負う」というデメリットもあるものの、注目に値するのは間違いないようです。
そんな確定拠出年金の適切な運用方法は、著者にいわせれば「ほったらかす」こと。
とはいえ、ただ定期預金に預けてほったらかしておくのでは、当然のことながら無意味。より効率的な運用を行うためには、次の手順を踏まえる必要があるそうです。
1.最初に毎月の投資金額を決める
2.次に投資割合を決める
3.投資信託のなかからマシなものを選ぶ
4.具体的な運用指図を行う
5.あとはほったらかすそれだけ!
それぞれの手順の詳細については以下の通り。
■ほったらかし確定拠出年金5つの手順
(1)最初に毎月の投資金額を決める
企業型確定拠出年金の場合、会社が退職金制度の一環として定期的な積立金額を拠出するため、金額は個人で選べないのだとか。
しかし、確定拠出年金に入るか入らないか選べる場合は、必ず入るべきだと著者はいいます。入らない場合、給与課ボーナスに現金化して上乗せしてもらってしまうため、退職時はゼロになるからです。
個人型確定拠出年金の場合は、自分のお金から積立金を出していくため、家計に支障のない範囲で、毎月の積立額を5,000円以上1,000円単位で決めるのだそうです。