任意整理は約3年の支払いが必要!誤解されやすい借金の返済義務
・借金総額が100万円未満の場合 → 最低弁済額は借金総額
・借金総額が100万円以上500万円以下の場合 → 最低弁済額は100万円
・借金総額が500万円超1,500万円以下の場合 → 最低弁済額は借金総額の5分の1
・借金総額が1,500万円超3,000万円以下の場合 → 最低弁済額は300万円
・借金総額が3,000万円超5,000万円未満の場合 → 最低弁済額は借金総額の10分の1
また、任意整理同様、個人信用情報には民事再生をしたことが登録されてしまいます。
(3)自己破産
支払い時期がきても、継続してすべての借金を支払えないことを裁判所に認めてもらい、法律上借金の支払いを免除してもらう整理方法です。
【メリット】
借金を支払う必要はなくなります。
【デメリット】
官報という、国が出す刊行物に名前が出ます。現在の価値で20万円を超える財産(現金の場合は99万円を超える金額)は原則処分されます。また、特定の職業につくことが制限されます。
*
債務整理はとても勇気のいることです。特に自己破産には、人生を棒に振るようなイメージがあるかもしれません。
しかし、返すめどの立たない借金に苦しむよりも、新しいスタートを切りなおしたほうがいい場合もあります。