くらし情報『伝える目的は3つ!コミュニケーションが変わる「理系の伝え方」』

伝える目的は3つ!コミュニケーションが変わる「理系の伝え方」

→伝える前に、自分が伝えたい内容を整理すること

2.「伝達」→その整理した内容を実際に相手に伝えること

3.「議論」→伝えたあとで、その内容をもとに相手と話し合ったり、相手の疑問を解消したり、その後の行動につなげること

「伝える」というと、上記の3つのうちの「伝達」の部分ばかりをフォーカスしがち。しかし、その前段階である「内容」を準備すること、そしてそのあとの「議論」をイメージしていくことも、それと同等、あるいはそれ以上に重要なことだというのです。

いわば「内容をどうするか」を考え、それを「伝達する」、そして、それに基づいて「議論をし、衆知を結集していく」ということ。

それぞれが持っている知識やスキルや思考を合わせることによって、内容をよりよいものにし、そのやりとりを通じて合意を形成し、手を携えて次のアクションに結びつける。それこそが、理系の伝え方だというわけです。



「理系の伝え方」は決して難しいものではなく、文系の人でも抵抗なく受け入れられるはず。だからこそ、目を通してみればコミュニケーションに対する考え方が変化するかもしれません。

(文/作家、書評家・印南敦史)

【参考】

※籠屋邦夫(2016)『理系の伝え方―最良の知恵を生み出す「ロジック&コミュニケーション」』きずな出版

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