人の行動の9割をつかさどる「無意識のチカラ」を使いこなす方法
「がんばるな」「悩むな」といわれても悩んでしまうのが人間なのですから、口でいうほど楽なことではないのです。
だとしたら、私たちがやるべきことはなんなのでしょうか?
それは、「無理やりがんばりをやめる」のではなく、「『意識』のチカラをうまく使ってがんばりをやめる」こと。著者はそう主張しています。
そして、そのために重要なのは、「口に出す言葉」「体を使った動き」「新しい可能性を見つけ出す思考」を活用することなのだとか。
それらはここで簡単に説明できるものではないのですが、以後の章で詳しく解説されていますので、気になった方はチェックしてみてください。
いずれにしても、そうすれば「無意識」は、自分自身がチカラを引き出そうと思わなかったとしても、いいアイデアを思いつかせてくれたり、行動に移せる前向きな気持ちへと導いてくれたりするというのです。
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著者の主張はとてもシンプルなものなので、もしかしたら、シンプルすぎるがゆえに不安を感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、無駄がないからこそ、そこに本質的な部分が表れているともいえるはず。
つまり、心をまっさらにして受け入れれば、ずっと忘れかけていたことを思い出させてくれるかもしれない。