注目の一部上場企業で実践中!幸せ職場をつくる4つのキーワード
を通じて「メガネをかけ替える」という概念を知ったから。
ご存知のとおり、アドラー心理学とは、オーストリア生まれの心理学者であるアルフレッド・アドラーの提唱した心理学。
そのなかにある「誰もが自分のメガネを通してモノを見ているのだ」という考え方(認知論)に衝撃を受けたというのです。これは、「世の中にあるのは主観的な解釈だけだということをいい表したもの。
そのコンセプトを導入してみたところ、結果的には職場の雰囲気が大きく改善されたというわけです。
■幸せ職場をつくる4つのキーワード
つまり本書ではそこに至るプロセスを細かく解説しているのですが、なかでもとりわけ印象的なのは、「幸せ職場」をつくる仕組みのなかに組み込みたいという4つのキーワード。
その「感謝」「寛容」「楽しむ」「Yes, and」には、果たしてどのような思いが込められているのでしょうか?
(1)感謝
私たちは、お互いに支え合いながら生きているもの。そのことに気づき、感謝できる「謙虚な人」でありたいと著者は考えているそうです。
リーダーになると周囲から持ち上げられる機会が増えるため、自分が偉くなったと勘違いしがち。