中高で800時間も英語に触れた大人の「やりなおし学習」成功法
自分の英語をモニタリングする方法を身に付ける・・・2週間
(6)学習方法をカスタマイズし、学習を継続する
最初のステップは、英文法のコアを押さえること。
その際、「論理的な思考が得意な大人の頭がどのように文法知識を習得していくかについての理論」に基づいた順序で学習していくことが重要なのだといいます。
次のステップは、インプットを蓄積すること。現在の自分よりも少しレベルの高い英語を、おもにリスニングを通して大量に取り込んでいく作業。そんな方法からもイメージできるとおり、「質より量」がポイントになるそうです。
次いで必要となるのは、理解するだけの「受信型の英語」から「発信型の英語」へのモード切り替え。この作業には、短い英作文やスピーチが役に立つといいます。
さらに行うのは、一方通行な「発信型の英語」から、双方向の「相互理解のための英語」への切り替え。
ちなみに英会話学校で会話練習をはじめるタイミングとしては、ここがベスト。基礎が固まらないうちから英会話学校に通うのは、避けるべきだそうです。
なお英会話を練習する際には、ネイティブのように自然な話し方を意識する必要はまったくないといいます。