くらし情報『実は「偉そうに聞こえる」表現も!数字に関連する不自然な英語』

2016年6月12日 21:00

実は「偉そうに聞こえる」表現も!数字に関連する不自然な英語

■2:「ちょうど20ドルかかった」

また、「ちょうど500円です」「ちょうど1,000円になります」などということがありますが、金額の前につける「ちょうど」を英語ではどう表現するのでしょうか?

「ちょうど20ドルかかった」という場合、教科書などに書かれているのは次のような表現。

It cost exactly 20 dollars.

“exactly”は「正確に、厳密に」なので、日本語の「ちょうど」に当たる正しい英文だといいます。

ところがアメリカ人は、次のようにいったりもするのだそうです。

It cost 20 dollars even.

“even”は、形容詞では「端数のない、ちょうどの」、副詞では「端数がなく、ちょうど」の意味。

「税込みでちょうど2,000円だった」は、

It came to an even 2,000 yen with tax.(形容詞)

It came to 2,000 yen even with tax.(形容詞)

といい表すことが可能。にもかかわらず、「端数がなく、ちょうど」という副詞の“even”は、学校で教えられていないばかりか、ほとんどの辞書にも載っていないというのです。

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