83%の親の叱り方が逆効果!子どもが素直になる「魔法の言葉」
■非言語でほめることでも子どもは落ち着く
shizuさんは著書の中で、「1日30回ほめる」ことを推奨されています。この数字だけ見ると、「1日30回もどうほめたらいいの?」と思われるかもしれませんね。
しかし意外にも、回数は重要ではないとshizuさんは言います。
「これはあくまでも目安。特に発達障害の子どもを抱えるママはどうしても子どもの『できない』部分に目が行きがち。だからその意識を変えたかった。30回は無理でも、『10回はできた!』なんて思ってもらえたらうれしいですね」(shizuさん)
たとえば『宿題、がんばっているね』『○○ちゃんの笑った顔かわいいね』などの具体的な言葉はもちろんですが、子どもと目線が合ったときにニコッとしてあげるということも『ほめる』ことになるそうです。
「そういった『非言語でほめる』ことも、子どもを認めてあげることにつながります。
すると、子どもの絶対安心感が高まり、子どもは落ち着いて行きます」(shizuさん)
言葉で表さなくても、「あなたを見ているよ」というメッセージを発することによって、「できる・できないに関係なく、あなたの存在自体が大事だよ」