くらし情報『リクルートの凄腕リーダー直伝「残業ゼロでも成果の出る時短術」』

リクルートの凄腕リーダー直伝「残業ゼロでも成果の出る時短術」

ミーティング後は仕事に戻らない、残る場合はリーダーの承認が必要というルールにすれば、メンバー全員に「終業ミーティングまでに仕事を終わらせる」という意識が育ちます。

■7:残業時間「いきなり残業ゼロを目指さない」

強引に残業ゼロを推し進めても、サービス残業や自宅作業が増えるだけ。成果の出続ける残業ゼロの秘訣は、1~2年かけてじっくり取り組むことです。

たとえば月平均で「1日あたり3時間」残業していた場合。初めの半年~1年は「意識づけ」の期間とし、個人が工夫して「1日1.5時間」まで短縮します。

その後、定例会議をやめるなど職場のルールや習慣にメスを入れるのです。



一人ひとり考え方の違うメンバーをまとめ、同じ方向へ向かわせるのがリーダーの使命であり、難しさでもあります。長く組織を率いてきた経験から、著者は「最初から全員を時短に向かわせるのは難しいもの。
2:6:2の法則で考え、まずは2割を本気にさせましょう。すると6割にも引火します。8割が本気になれば、残りの2割も変わらざるを得ません」とアドバイス。

初めから全員を本気にさせるのは至難の技です。2:6:2の法則で小さな成功を積み重ねることこそが、「本気でやるチーム時短」

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