20代や30代とは価値が違う!40代が考えるべき時間の使い方
別な表現を用いるならば、ドラスティックに時間割を見なおすことが、どの年代よりも求められているというわけです。
もし小手先の技術でスケジュールを調整し、わずかな自由時間をひねり出すことができたとしても、それは決して根本的な問題解決にはつながらなくて当然。
もちろん仕事の効率化も大切ですが、それだけですべての問題を解決できるほど、40代の役割は小さいものではないということです。
そこで仕事においても人生においても、正しく優先順位づけを行い、それを実行するために時間配分を変えることが重要だというわけです。
そのことについての重要なポイントを「計画術」「習慣術」「仕事術」「マネジメント術」「生活バランス術」とさまざまな角度から検証しているだけに、本書を活用すれば、きっと未来への道筋をイメージできるようになれるでしょう。
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「40代までには、まだまだ時間があるから」と感じていたとしても、現実的にそこに到達するまでの時間は驚くほど早いもの。そうでなくとも、準備は早ければ早いに越したことはありません。
いつか訪れる40代をよりよいものにするために、ぜひとも読んでおきたい一冊です。
(文/作家、書評家・印南敦史)