会議資料ではNGだけど「現場でお客様に喜ばれる」数字の使い方
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
カッコいいけど冷たい人と、ダサいけど思いやりのある人。
さて、最後に幸せになるのはどちらでしょう?
今回は、そんなお話をしようと思います。
■オシャレじゃないけど優秀なPOPの使い方
先日、某アウトレットモールにあるアパレルショップに入ったときのことです。店内に、数字がビッシリ書かれたPOPが置かれていました。
このPOP、よく見てみるとそのブランドの商品すべての定価に対して、「10%OFF」「20%OFF」などと割引率に対応させた実際の売価が細かく記載されているのです。
パッと見は、たしかにやりすぎ感があります。アパレルショップなのに、オシャレ感はゼロ(笑)
でも、私はこのPOPはとても「いい数字の使い方をしている」と評価します。研修やセミナーで、お手本としてご紹介したいくらいです。
ここまで評価するのは、いったいなぜだと思われますか?
もし、通常のビジネスシーン(たとえば会議資料、たとえばプレゼンテーション)でこのように数字の羅列を見せるようなことをしたら、さすがにそれはNG行為だと思います。