ちょっと時代遅れな「お礼はがき」1枚が会社の売上を伸ばす理由
インターネットが発達した現代において、連絡の手段としてはパソコンやスマートフォンのメールを使用することが一般化しています。
しかしそんななか、「お客との関係づくりにおいて、『手書き』によるお礼はがきの重要性が高まってきています」と主張するのは、『1枚のはがきで売上げを伸ばす方法』(竹田陽一著、あさ出版)の著者。
従業員100人以下の会社を専門にしているという経営コンサルタントです。
■なぜ「お礼はがき」を出すことが重要なのか
でも、お礼はがきを出すことが、なぜそれほどまでに重要なのでしょうか? 「お礼はがきを出すことは、決して軽視できる仕事ではありません」と著者が強調する理由は、果たしてどこにあるのでしょうか?
そのことについて、著者はこう記しています。
「お礼はがきを出し続けることによって、お客から好かれて気に入られ、忘れられない存在となり得るから」
そして、それは、継続的に自社の商品や有料サービスの購入者になってくれることを意味するともいいます。
そうしたお客が購入のために出してくれたお金が、自社の利益につながっていくということ。
つまり本書ではそのような考えに基づき、お礼はがきを出す「仕組み」