81%の人が親の介護に不安アリ!介護で孤独にならないノウハウ
されているのだといいます。
■介護の魔の3大ロック
(1)マネーロック
まずは「マネーロック」。住宅、教育ローンなど固定された支出が多くなり、金銭的に身動きが取れない状態を指した、著者の造語。
というのも認知症介護をしていると、想定外の手術、施設への入所、リフォーム費用など、突然の出費が多いものなのだそうです。
(2)タイムロック
次にタイムロック。本来の意味は「時計錠」ですが、これも著者の造語。
勤務時間がキッチリ決まっていて、通勤時間も2時間かかるなど、日常が「自由度のないタイムスケジュールになってしまっている状態」を指すものです。
「認知症の人が徘徊して警察に呼ばれてしまった」「下の世話に1時間以上かかってしまった」「デイサービスに行きたくないといいだした」など、介護をしていると予想外のトラブルが発生することになります。
そんなとき、仕事に行けなくなってしまったりしたら、そのフラストレーションを認知症患者本人にぶつけてしまうことになったりもするとか。つまり、それはタイムロックが原因だということ。
ちなみに著者の場合は、祝業をフリーランスにしたため、タイムロックはほとんどないのだといいます。