両手首の向きを変えるだけ!1日10分ですぐに肩こりを消す方法
つまり手のひらを正面にし、手の甲を後ろに向けた状態。そうして歩くだけで、内に巻いていた肩が自然に矯正され、内側に凹んでいた胸部が前方に突出。
自然と胸を張った状態になるため、猫背はもちろん、猫背によって引き起こされるストレートネックも改善されるということです。
■両手首の向きで肩こりが消える理由
手の甲が正面に向いてしまっていると、それだけで肘には内向きの回転がかかってしまうというのがその根拠。そうなると、肩にも内巻きの回転が加わってしまうというわけです。
事実、その場で両腕をだらんと下に垂らした状態で、手にひらが後ろになるように手首の向きを変えてみると、手首を回したとき、肘にも内向きの回転が加わることがわかります。しかも、そのとき同時に肩にも、少し内向きの動きが加わるというのです。
ちなみに静止している状態ではそれほど強い力はかからないものの、歩いている状態だとこの作用は顕著になるのだそうで、ここがポイント。
そこで、姿勢改善も含め、肩や背中のこりをとるには、静止している状態よりも動いている状態で治したほうが効果が出やすいということ。だから、この歩き方が効果的だというわけです。