体温35℃以下で悪玉菌優位に!実は腸内細菌が嫌がる5つのもの
■1:腸内細菌は冷えが苦手
おなかを冷やす食べ物をやめてみると、自然と体調がよくなってくるはず。内蔵のなかでも腸は、とくに冷えが苦手だそうです。
ビタミンやホルモンの合成、コレステロールの代謝、免疫力の発揮などは、いずれも腸内の善玉菌の活躍によるもの。その善玉菌が好きな温度は約37℃。おなかを触ってホコホコ温かい状態が目安です。
逆に、悪玉菌が好きな温度は約35℃。悪玉菌が優勢になると、有毒ガスのアンモニアなどが発生し、健康を害するというのです。
そこで、生野菜サラダを食べるときも冷蔵庫から早めに出して常温に戻してから食べるとか、ジュースやお茶も常温で飲むとか、乾杯のビールも4~8℃で楽しむなど、冷たいものをとらないように工夫してみましょう。
それでも冷えてしまったら、お湯を飲んだり、温かい食べ物を食べたりしておなかのなかから温めてみてください。
■2:腸内細菌は食品添加物や農薬が苦手
たなかさんが無農薬野菜や食品添加物を使わない食べ物を選び、食べてきたのは、おいしいという理由から。ちなみに人類が食べ物に化学物質を使うようになったのは、わずか戦後70年の話。とくにここ10~20年は、さらに加速していると感じるそうです。