読む速度が2~7倍に!右脳が活性化する「楽しい速読法」とは?
読みたい本、読まなくてはならない本はたくさんあるのに、一向に「積ん読(つんどく)」が減らない。そんな状況下で、「本が早く読めたらいいな」と思っている人は少なくないのではないでしょうか。
けれど速読に興味があっても、なんだか難しそう、としり込みしてしまう人も多いはず。
でも、楽しくレッスンを受講しながら読む速度を速める手段があります。
インストラクターの平井ナナエさんが開発した、「楽読」という速読トレーニングがそれ。右脳を活性化させる、まったく新しい速読法です。平均して3か月のレッスンを受けた後には、ほとんどの人の読む速度が上がるといいます。人によっては、7倍も速くなるというのですから驚きです。
レッスンでは、現在の読書速度を数値化し、レッスン後にふたたび数値化することで、速度が上がることを視覚的に実感できるそうです。
なにが楽なのか、なぜ早く読めるようになるのか、楽読の創始者である平井さんにお話をうかがってきました。
■本を読めなかった平井さんが楽読を始めた理由
文字を読んで理解するというのは、左脳の働きです。ところが、平井さんは根っからの右脳人間。子どものころから、本を読むのが苦痛で仕方なかったといいます。