30秒で解けた人は天才的な直観力の持ち主!誕生日の確率クイズ
反対に、同じ誕生日でない確率は364/365ですね。
では次に、Cさんを加えた3人の場合を見ていきます。
Cさんが、AさんとBさんのどちらかと同じ誕生日である確率は2/365であり、どちらとも違う確率は363/365です。
A、B、Cさんいずれもが同じ誕生日ではない確率は364/365×363/365で計算することができます。
そしてこの計算をどんどん続けていくと、23人で早くも「全員が同じ誕生日ではない確率」が50%を割ります。
つまり、23人集まれば同じ誕生日の人がいる確率が50%を超えるのです。
これは、「誕生日のパラドックス」といわれているもの。366人集まれば、同じ誕生日の人が2人以上いる確率は100%になりますが、実際は70人集まれば確率は99.9%を超えるのです。
直感とはかなり異なると思いますが、計算上ではこうなっているのです。
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「自分と同じ誕生日の人」と考えると滅多にいないと感じますが、「自分以外の誰か2人が同じ誕生日」と考えると実際にもよくあるシチュエーションかもしれません。
Facebookなどで、「AさんとBさん、同じ誕生日なんだ!」と気づくこともあるのではないでしょうか。