くらし情報『独立後10年続くのは「2割」弱!小さな会社が成功するポイント』

独立後10年続くのは「2割」弱!小さな会社が成功するポイント

実力に加え、派閥や上司に対する処世術なども必要になるため、長く辛抱する必要があるからです。

しかし現実的に、「社長」になるのは簡単なこと。その証拠に日本には法人企業が200万社近くあり、個人事業主も同程度いるそうです。

つまり企業と個人商店を合わせると、約400万人の社長が存在するのです。日本の労働人口は約5,400万人なので、大人の14人に1人は社長だということになります。

■独立後10年続くのはたった2割だけ

しかし問題は、「続ける」ことの難しさ。

2011年の「中小企業白書」によると、独立して1年で約4割が廃業し、10年間同じ会社を経営している人は2割弱しかいないのだとか。つまり、独立した人の大半は失敗しているということです。


また別のデータによれば、3年以内に取扱商品や業種が8割以上変わっているのだそうです。
コピー機の販売をしていた会社の扱い商品が、2年後には健康食品に変わっていたりすることは、決して珍しくないわけです。いってみればそれほど、独立・開業は思うようにいかないということ。

■倒産は「富の再循環」システムである

著者は東京商工リサーチという企業調査会社に16年間勤め、約3,500社を実際に取材、調査してきた実績を持っているといいます。

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