独立後10年続くのは「2割」弱!小さな会社が成功するポイント
しかし、だとすれば、その原則を先に学んでおくことによって、不必要な倒産を避けることは可能だということにもなるはず。そこで本書では、そのメソッドを開設しているのです。
■情報の9割はビジネスに適用できない
大学生は3年生くらいから就職活動をはじめますが、こんな時代であっても、依然として変わらないのが「大企業志向」。
優秀な大学になればなるほど、いまだに「どれだけ大企業・上場会社に就職したか」が競われるわけです。
そもそも、多くの人の価値観に影響を与えるマスコミ自体が大企業。
その情報やCMを集める記者や営業マンも、大企業志向で入社した人たち。そして大企業のCMが集まらないと、マスコミ自体が成り立たないような仕組みができあがってしまっている。
そのため大企業のマスコミからは、中小企業にとって本当に価値のある情報は流れてこないわけです。
いってみれば世の中で紹介されている情報の9割は大企業のためのもの。大企業経営者でない人は、それを自身のビジネスに活用しようとしてもムダ。
そこで、自分に役立つ情報は、自分で集めなくてはならないということです。当たり前のことじゃないかと思われるかもしれませんが、実のところこれはとても大切なポイントではないでしょうか?
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このような、「大切なのに、なかなか気づきにくいこと」