くらし情報『メールで使い分けるだけで「トラブルがなくなる」2つの質問技法』

メールで使い分けるだけで「トラブルがなくなる」2つの質問技法

メールで使い分けるだけで「トラブルがなくなる」2つの質問技法
メールやSNSでのコミュニケーションは、なかなか難しいもの。ちょっとした誤解が、思わぬトラブルに発展することも決して珍しくありません。

そこで参考にしたいのが、『だから、読み手に伝わらない!(もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)』(山口拓朗著、実務教育出版)。

「モメない」「誤解させない」「伝わる」コミュニケーション技術について解説された書籍です。きょうは第3章「だから、モメないメールのコツ」から、「2つの質問技法を使い分けよう」を引き出してみます。

■2つの質問技法

質問には「クローズド・クエスチョン(以下CQ)」と「オープン・クエスチョン(以下OQ)があり、メールを書く際には、この2つの質問技法を上手に使い分ける必要があると著者。

では、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?

(1)クローズド・クエスチョン

CQは、「はい/いいえ」「A/B」という具合に、相手に択一で答えさせるかたちの質問。回答範囲に制限を設けることにより、考えや都合、事実、話題などを絞り込むことが可能になるわけです。


(2)オープン・クエスチョン

一方のOQは、回答に制約がなく、相手が自由に答えられるかたちの質問。

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