自然と触れ合うことで私達の心に「もたらされる10の嬉しい効果」
ADHDと診断された400人の児童を対象にした調査で、定期的に自然の中で遊ぶ時間をもった子供の方が、集中力が発揮でき、リラックスして、機嫌もいいことがわかっています。
さらに、木や緑がない屋外で過ごす子供たちと比べ、室内であれ、外の緑を眺める時間を過ごした子供たちの方が、実験でいい結果を出しました。
■10:脳の働きが良くなる
シェフィールド大学の研究によると、海辺などの落ち着く自然環境の中にいると、生命維持に必要な脳の部分がよりうまく調和しあうそうです。
逆に、街中など人工の環境では、こうした脳内のつながりが寸断されるという結果が出ました。2007年に発表された研究によると、20年前と比べ、人々が自然の中で過ごす時間は25%減ったそうです。
その代わりに私たち現代人がしていることは、ネットサーフィンやゲーム、ビデオ鑑賞など。もし、「最近なんだか気分がすっきりしない」などというときは、ぜひスマホやパソコンの操作を少しお休みして、自然に触れてみてくださいね。
(文/松丸さとみ)
【参考】
※10 Remarkable Ways Nature Can Heal Your Mind-PsyBlog