夜更かしは絶対ダメ!睡眠不足が子供のIQを下げる驚くべき理由
いま、テレビやゲーム、パソコン、そしてスマホと、たくさんの誘惑が、子ども達の睡眠を妨げています。そのことにやきもきしているママたちも多いのでは?
そんな中、子どもの睡眠が低下するとIQが下がる、というショッキングな調査結果がカナダで発表され、世界のママたちに衝撃が走っています。科学ニュースサイト『Science Daily.com』を参考に、詳細を見ていきましょう。
■脳波の乱れがIQを下げる!
このほどカナダ・モントリオール大学の研究チームが子どもたちを対象に行った研究で、睡眠不足などで睡眠の質が低下すると、いわゆる“IQ”知能テストの成績が低くなる傾向が見られる、ということが分かりました。
調査は、13人の自閉症を持つ子どもと、発達過程に問題を持たない13人の子ども(平均年齢10歳で、知能程度や睡眠状態に問題を持たず、投薬中でもない子ども)を対象に実施。
これによって、睡眠中の脳波の乱れが、IQテストの結果を悪くすることが明らかになったのです。
■IQアップのカギはレム睡眠
その前に、まず眠っているあいだに何が起こっているのかを確認しておきましょう。正常な睡眠とは、体の代謝がペースダウンし、浅い眠りと深い眠りを規則的に繰り返している状態です。