ファン2万人の搭乗員が教える!人の心をつかむ「三方よし」思考
世間よしということで、その思想の根底にあるのは、「人のためになにかをしよう」という精神だそうです。
■よい循環をもたらすもの
こうした気持ちを持っている限り、幸せは無限に循環し、広がっていくといいます。なぜなら、そうしていれば、誰も損をしないから。
そして、そんななか、よい循環に厚みをもたらすのが、他業界、他業種とのつながり。著者が携わっている旅行企画という仕事の根底には、常にこの考えがあるといいます。
■著者の旅行が売れる理由
つまり、そこで先に触れた「机の上に答えはない」という考えが意味を持つというわけです。
著者の旅行が売れるのも、「机の上に答えを求めず、どうすれば『三方よし』に近づけるかを、外の人たちと考えているから」。
そしてその考え方は、旅行業界に限らず、どんな世界でも同じなのだと著者は主張しています。
“つながれる力”を持っている人の方が、そうでない人よりも、独創的で、人を感動させられるアイデアにたどり着けるということ。
著者の旅行が売れているのも、いろいろな方のおかげで力を得て、それを発信したからだというわけです。その、いろいろな方のひとりとして著者を応援しているのが、アナウンサーの宮根誠司さん。