くらし情報『ヒンドゥー教の理解が深まる!ジョグジャカルタの世界遺産「プランバナン寺院」』

ヒンドゥー教の理解が深まる!ジョグジャカルタの世界遺産「プランバナン寺院」

まさにシヴァの祠堂が1,000番目の祠堂にあたり、一室に収められているシヴァの妻とされる「ドゥルガー象」こそが、実はロロ・ジョグランの石像なのではないかと言われている。女性がこの石像に触ると美しさが手に入るという言い伝えも。

叙事詩を語り続けるレリーフにも注目

プランバナン4
©TRIPPING!

祠堂の外壁や回廊を埋め尽くすレリーフには、美しい彫刻が施されている。シヴァの祠堂に施された、古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」のレリーフは、ラーマ王と彼の妻シタの物語を伝え続けている。


プランバナン5
©TRIPPING!

再建や修復を重ねてよみがえるプランバナン寺院

プランバナン6
©TRIPPING!

9世紀に建てられたと言われるプランバナン寺院群だが、遷都や地震をきっかけに崩壊し、人々から忘れ去られていた。何百年もの年月を経て1733年、ドイツ人のCA Lons氏によって再発見。以降、再建や修繕が進み、現在ではインドネシアの中でも最も美しいヒンドゥー寺院群として広く認識されるようになった。

付近には、美しい芝生が広がる公園やお土産店なども整備され、世界中から多くの観光客が訪れる。


プランバナン7
©TRIPPING!

敷地内では、ラーマヤナ舞踊劇の観劇ができ、特に5月から10月には隣接する野外ステージに舞台を移して開催されている。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.