ヒンドゥー教の理解が深まる!ジョグジャカルタの世界遺産「プランバナン寺院」
まさにシヴァの祠堂が1,000番目の祠堂にあたり、一室に収められているシヴァの妻とされる「ドゥルガー象」こそが、実はロロ・ジョグランの石像なのではないかと言われている。女性がこの石像に触ると美しさが手に入るという言い伝えも。
叙事詩を語り続けるレリーフにも注目
![プランバナン4](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FTripping%252F2018%252FTripping_39535%252FTripping_39535_0f9c295c7353-680x454_6.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
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祠堂の外壁や回廊を埋め尽くすレリーフには、美しい彫刻が施されている。シヴァの祠堂に施された、古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」のレリーフは、ラーマ王と彼の妻シタの物語を伝え続けている。
![プランバナン5](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FTripping%252F2018%252FTripping_39535%252FTripping_39535_261a5426c2a6-680x453_7.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
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再建や修復を重ねてよみがえるプランバナン寺院
![プランバナン6](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FTripping%252F2018%252FTripping_39535%252FTripping_39535_79649e1450f7-680x453_8.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
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9世紀に建てられたと言われるプランバナン寺院群だが、遷都や地震をきっかけに崩壊し、人々から忘れ去られていた。何百年もの年月を経て1733年、ドイツ人のCA Lons氏によって再発見。以降、再建や修繕が進み、現在ではインドネシアの中でも最も美しいヒンドゥー寺院群として広く認識されるようになった。
付近には、美しい芝生が広がる公園やお土産店なども整備され、世界中から多くの観光客が訪れる。
![プランバナン7](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FTripping%252F2018%252FTripping_39535%252FTripping_39535_3d252ae23b20-680x453_9.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
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敷地内では、ラーマヤナ舞踊劇の観劇ができ、特に5月から10月には隣接する野外ステージに舞台を移して開催されている。